筋肉(筋繊維)が伸びすぎた肩こりも、縮みすぎた肩こりも、筋肉は固くなりますし、不快感があり、筋膜が伸びすぎているので、触ると痛みがあります。
触っても痛くない肩こりや、筋肉が固くなっていない肩こりは、筋肉の伸びすぎや縮みすぎではないこともあります。その場合は、他の方法を試してください。
では、筋肉(筋繊維)の伸びすぎた肩こりか縮みすぎた肩こりかを確かめる方法を説明します。
伸びすぎの肩こりか縮みすぎの肩こりか、確かめる方法はいくつかあります。
大きく分けると、二つの方法になります。
一つ目は、筋肉を横から圧迫して、細くしてみる方法です。
二つ目は、体を動かして、筋肉を伸ばしたり縮めたりする方法です。
◆筋肉を横から圧迫して、細くしてみる方法
筋肉は縮むと太くなり、伸びると細くなります。
その性質を利用します。
筋肉を横から圧迫すると、筋肉は細く、長くなります。
つまり伸びるわけです。
筋肉を横から圧迫して伸ばしたときに、触った痛みや固さ、肩がこった感じが減るなら、筋肉(筋繊維)が縮みすぎた肩こりです。
反対に、筋肉を横から圧迫して伸ばしたときに、触った痛みや固さ、肩がこった感じが増えるなら、筋肉(筋繊維)が伸びすぎた肩こりです。
肩の筋肉(筋繊維)は、おおむね、内から外に、上から下に走行しています。
ですから、前から後ろへと、ベルト・包帯・テーピングなどで圧迫すると、筋肉を伸ばすことができます。
圧迫するのものは帯状のものであれば構いませんが、できれば少し伸縮性のあるものの方がゆるみが少なくて、ぴったりと筋肉を圧迫することができます。
具体的なやり方は、後日、動画などで説明いたします。
◆筋肉を伸ばしたり縮めたりする方法
肩こりを感じる場所の中から、触って痛いポイントをみつけます。
押さえると痛い、つまむと痛い、さすると痛いなど、触り方によって痛みの出方が違います。
その中で、もっとも痛みの出る触り方を選択します。
そして、痛みを引き起こすのに最低でどのくらいの強さが必要かを確認します。
触ると痛みが強く出るところは弱く触り、触った痛みが出にくいところは強めに触るようにします。
次に、筋肉を伸ばしたり縮めたりしてから触ります。
ここで大事なのは、触り方、触る強さ、触る場所は変えないということです。
触って痛い筋肉を縮めて触ったときに痛みが減るなら、筋肉が伸びすぎた肩こりです。
触って痛い筋肉を伸ばして触ったときに痛みが減るなら、筋肉が縮みすぎた肩こりです。
個々の筋肉の伸ばし方・縮め方は、後日、動画などで説明しますが、筋肉を伸ばしたり縮めたりするにはどうすればいいかを次の記事で説明します。(こちらをクリック)
コメントをお書きください